LINEで知らない人を友だちにしない「友だち」の設定

運用

LINEは便利なアプリで、国内では9000万人以上に使われています。

人気のLINEですが、不安な面もあります。

知らない人から友だち追加されたり、メッセージが来たりして、「なんで?」と思うことがあります。
設定を変えると解消できるのですが、それは自分で行なわないといけません。

LINEは、受け身の姿勢では為されるがままの使い方になってしまいます。

設定がいくつもあるので、最初は混乱するかもしれません。
しかし、相手との関連性をイメージできれば理解が進むでしょう。

前回は「プライバシー管理」の設定を紹介しました。
記事はコチラ↓
LINEを安全に使う「プライバシー管理」の設定

今回は「友だち」の設定を紹介します。

「友だち」の設定とは

「友だち」には
・友だち自動追加
・友だちへの追加を許可
といった2つの設定があります。

「友だち自動追加」

「友だち自動追加」は、(あなたの)スマホのアドレス帳(連絡先や電話帳)に登録されている電話番号でLINEを使っている人すべてを友だちと見なして、自動的に(あなたの)LINEに友だち登録する機能です。

「友だち自動追加」をオンにすると、端末のアドレス帳(連絡先や電話帳)の情報(電話番号とメールアドレス)がLINEのサーバーに送られます。
LINEのサーバーは、サーバ内のアドレス帳(連絡先や電話帳)情報を照合して、自動的に友だち追加します。

(あなたが)アドレス帳(連絡先や電話帳)に登録している(相手が)LINEユーザーだった場合、(相手が)自動的に(あなたの)友だちに追加されます。
これをするかしないかを設定するのが「友だち自動追加」です。

「友だちへの追加を許可」

逆に「友だちへの追加を許可」は、「友だち自動追加」機能によって、(あなたが)(相手の)LINEに友だち登録されることを許可したり、友だち追加の電話番号検索で検索結果に表示されることを許可する機能です。

「友だちの自動追加を許可」をオンにすると、「友だち自動追加」をオンにしている(相手の)LINEユーザーが(あなたの)電話番号をアドレス帳(連絡先や電話帳)に登録していた場合、(あなたが)自動的に(相手の)友だちとして追加されます。
これを許可するか許可しないかを設定するのが「友だちの自動追加を許可」です。

「友だち」の設定をオンにすると起きること

アドレス帳(連絡先や電話帳)に登録している相手を一方的にLINEの友達に自動追加すると、同時に相手のLINE上に「知り合いかも?」としてあなたのプロフィール名やアイコンが表示されます。
一方はアドレス帳(連絡先や電話帳)に登録して、他方は登録していないケースなどで起こります。

お互いに電話番号をアドレス帳(連絡先や電話帳)に登録し、「友だち自動追加」と「友だち追加を許可」を共にオンにしていれば「知り合いかも?」には表示されずに友だち追加されます。

このことから、知らない人が(あなたの)電話番号をアドレス帳(連絡先や電話帳)に登録すると、自動的に友だちになることが起こります。

また、すでに関係が切れた友人が、端末のアドレス帳(連絡先や電話帳)に(あなたの)電話番号を残している場合に、自動的に友だちになることも起こります。

昔の友人がいきなりLINEに友だちとして表示されたりします。
これは、その友人がLINEをはじめると起こる現象です。

(あなたが)昔の友人の電話番号をアドレス帳(連絡先や電話帳)に登録していて、「友だち自動追加」をオンにしているとします。
そしてその友人がLINEを始めました。
その友人は「友だちへの追加を許可」をオンにしています。
そうすると、とつぜん昔の友人がLINEに友だちとして表示されるのです。

「友だち」の設定をオンにすることは、必要な相手と「友だち」になれたら不要と言えます。
通常は「友だち」をオフにしておくとよいでしょう。

「友だち」の設定をオフにする

まず、「設定」の「友だち」を開きます。

①「ホーム」画面から「設定」をタップする

②「友だち」をタップする

「友だち」が開きました。

「友だち自動追加」をオフにする

「端末の連絡先に含まれるLINEユーザーを自動で友だち追加します。同期ボタンをタップすると、現在の連絡先の情報を同期できます。」
との説明があります。

「友だち自動追加」がオンで、(あなたが)相手の電話番号をアドレス帳(連絡先や電話帳)に登録していて、(相手が)「友だちへの追加を許可」をオンにしていると、その時点のアドレス帳(連絡先や電話帳)の情報を同期できる、というわけです。

必要なとき以外は、オフにしておくとよいでしょう。
※タップして「オン/オフ」の切り替えができる

「友だちへの追加を許可」をオフにする

「あなたの電話番号を保有しているLINEユーザーが自動で友だちに追加したり、検索することができます。」
との説明があります。

「友だちへの追加を許可」がオンで、(相手が)「友だち自動追加」をオンにしていて、(あなたの)電話番号をアドレス帳(連絡先や電話帳)に登録していると、(相手には)「友だち」として(あなたの)アカウントが自動で追加される、というわけです。

これも必要なとき以外は、オフにしておくとよいでしょう。
※タップして「オン/オフ」の切り替えができる

まとめ

今回は、知らない人を友だちにしない「友だち」の設定の紹介でした。

LINEの「友だち」についての仕組みについて、簡単ですが解説しました。

「友だち」の設定をオンにすると起きることは、よりイメージが湧くと思います。
「友だち」の設定をオフにする際は、その意味を理解しているとよいでしょう。

知らない人は友だちにしたくないですね。

この解説が参考になれば幸いです。

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