LINEのグループトークで個人にメッセージを送る「メンション」の使い方

運用

LINEのグループトークで「@名前」が表示されることがあります。
初めて見たときは、意味が分からないと思います。

これはメッセージがメンションされて送られていることを示しています。
メンションは便利ですが、実際に使ってみないとよく分からないと思います。

そこで今回は、LINEのメンション機能について解説します。

LINEのメンション機能

LINEのメンション機能は、グループトーク内の個人宛にメッセージを送ることを想定しています。
「メンションを送る」と言ったりします。

「○○さん、どうですか?」などと呼びかけたりするときに使います。

メンションは、グループトークなど複数のユーザーがやりとりを見ている場所を使って、特定の相手に対してメッセージを送っていますよ、とアピールしつつ、他のメンバーもそのやりとりが見える、という機能です。

メンションされた相手には「メンションされました」と表示されます。
それで、自分へのメッセージが届いていることに気付けるわけです。

グループトークの中でメンションされた相手は、トークリストや通知の表示により、いち早く気付くことが期待できます。

実際の会話に当てはめると、複数人での会話中に相手の名前を呼んで話しかけたり、相手の顔を見て話しかけたり、といったイメージですね。

ちなみに、1対1トークではメンション機能は使えません。
必要がないので当然と言えます。

LINEのメンションのやり方

メンションのやり方は簡単です。

①メッセージ入力欄に「@」を入力する

するとグループ内のメンバーがリスト表示されます。

②リストの中からメンションしたい相手を選んでタップする

選択するとメンバーのリスト表示は消えます。

「Aさん」をタップしたので「Aさん」がメッセージ入力欄の「@」に続けて入ります。

メッセージ入力欄の「@Aさん」は青色表示になりメンションしていることが分かります。

③メッセージを入力して送信ボタンをタップする

メッセージは続けて入力できます。
ここでは改行のうえ「了解です」と入力しました。

たったこれだけです。
使い方が簡単なので、その説明も簡単です。

特定した複数の相手やグループメンバー全員に一括でメンションできる

特定した複数の相手にもメンションできます。
例えばABCDの4人でグループトークしているときに「@Aさん@Bさん」のように入力できます。
メッセージ入力欄に「@Aさん」が入ったら、続けて「@」を入力すると1人目と同じように入力できます。

また、グループ全員に対してもメンションできます。
それが「@All」です。

メッセージ入力欄に「@」を入力したとき、メンバーリストの最初に「@All」が表示されます、
これを選択すればグループ全員に一括でメンションできます。

この一括メンションはLINEのバージョンアップで追加されています。

LINEでメンションされたときの表示と通知

メンションでメッセージを受け取ると、トークルームに「メンションされました」と表示されます。

端末の画面には、iPhoneなら「あなたについて言及しました」、Androidなら「あなたをメンションしました」と通知されます。

(メンションされていない)他のメンバーには通知されません。
ただ、トーク自体に「@名前 了解です」などとメンションしていることが表示されています。
そのため、やりとりがグループ全員に分かります。

なお、メンションが送られるとトークルームの通知をオフに設定していても通知されます。

自分宛のメンションが多くてうるさい場合には、メンションの通知をオフにすることができます。
これはトークルームの通知オフとは違い、グループトーク全体に及ぶ設定です。
そのため、すべてのメンション通知がオフになります。

「自分へのメンション通知」のオン/オフ切り替え

「自分へのメンション通知」のオン/オフ切り替えは次のようにします。

①「ホーム」画面から「設定」をタップする

②「通知」をタップする
※「一般」グループにある

③「自分へのメンション通知」をオン/オフに切り替える

LINEのメンションの補足

メンション(mention)は「言及」の意味です。
会話していて、特定の人物や出来事について軽く触れることを示します。

LINEの使い方ガイドなどでは「特定の相手やグループ全体を指定して会話を投げかけることができます」といった説明がされます。

なので、LINEのメンションは「軽く話に出す」「(誰かに)会話を投げかける」といった意味です。

ストレートに「言及」と捉えるとイメージし辛いと思います。

LINEにおけるメンションは「軽く(誰かに)会話を投げかける」の意味なんだなー、と理解しておきましょう。

この記事が参考になれば幸いです。

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