iPhone写真の「i」ボタンに星が付くと「画像を調べる」機能が使えます。
筆者が使いはじめてまもなく、この検索結果にびっくりしました。
全く不正確なものが検索されたからです。
「画像を調べる」は「問題を報告」できる機能もあります。
今回は、「画像を調べる」の検索結果が不正確なときにAppleに報告できる機能を紹介します。
なお、「画像を調べる」の機能はこちらで紹介しています。
記事はこちら↓
iPhone写真の「i」ボタンに星が付くと「画像を調べる」機能が使える
「龍」の画像に対しiPhone写真の検索は「鳥」だった
これは、とある神社の手水舎(てみずや、てみずしゃ)の写真です。
真ん中に青龍が鎮座します。
iPhoneの写真アプリは、「i」ボタンに星型のキラキラが付くと、「i」表示が画像情報を拾って植物や動物などに変わります。
ここで「ん?」と思うことがあり・・、見るとこのマークが「鳥」なんですね。
どこから見ても「龍」なのに、Siriは鳥と認識したようです。
確認のためタップしてみます。
すると「鳥のマーク」+「調べる」+「鳥」となっています。
続けてタップします。
「結果」の下に「Siriの知識」として表示されたのは「鳥」関係でした。
これはちょっとありえないレベルですね。
検索結果に!?したらAppleに報告できる
「結果」の末尾にある「問題を報告」が目に留まります。
「検索結果が不完全であるか不正確な場合、・・・問題を報告できます。」と書いてあります。
試しにタップしてみます。
「問題を報告」の画面が展開しました。
「何を報告しますか?」の下に選択肢が3つあります。
今回、「検索結果が不正確である」をチェックして右上の「送信」をタップしました。
ところが、何も反応はありませんし、メッセージも表示されません。
送れたか心配ですが、大丈夫のような気はします。
Appleさん、これはレスポンス欲しいとこですよ・・
「問題を報告」するのに問題ありなんて、笑えません。
iPhone「画像を調べる」で認識できないなら、Googleレンズではどうか?
普通に人が見て「龍」と分かる画像です。
これをSiriが認識できないなら、Googleレンズはどうだろう?
次に考えるのはそんなことですね。
さっそく確認しました。
iPhoneの写真アプリで、手水舎の写真を表示します。
別のスマホでGoogleレンズを起動して「龍」にフォーカスします。
「シャッターボタン」をタップします。
検索結果が表示されました。
スクロールしていきます。
「龍」や手水舎の画像が検索されました。
ちゃんと認識しています。
う~ん、Googleレンズ、さすがだね。
というわけで、iPhone「画像を調べる」で認識しないものが、Googleレンズでは認識しました。
ちなみに、Googleレンズは「手水舎」全体を取り込んで「シャッターボタン」をタップしても、ちゃんと認識します。
もう一度、讃えます。
Googleレンズさん、さすがです。
Appleさんとの情報量の違いでしょうか。
世界中の情報を集めていることが、検索結果の差となったようです。
さいごに
iPhoneの「画像を調べる」の検索結果が不正確なときにAppleに報告できる機能を紹介しました。
合わせて、Googleレンズなら認識できるか?
を検証しました。
この結果からは、Googleレンズに軍配が上がりました。
とはいえ、iPhoneの「画像を調べる」も進化していくことを期待します。
検索結果が不正確なときは、Appleに報告して改善を促しましょう。
この記事が参考になれば幸いです。