スマホが突然壊れたことがあります。
マジで困りました。
詳しくは「スマホが急に起動しなくなって何もできなくなった」の記事で紹介しています。
私はスマホの補償に入っていません。
このブログでは、スマホの補償の意味を考えてみます。
スマホの一般的な補償内容と補償料
スマホの補償内容は概ね以下です。
・故障
・破損
・水没
・紛失
・盗難
補償料は加入端末によって異なり、月に400~1000円くらいとなります。
キャリアの補償料は高めで、紛失や盗難も補償しています。
格安SIMの補償料は低めで、紛失や盗難は補償していないことが多いです。
※キャリアが提供する格安SIMはキャリアに近い内容となっている
また補償内容は会社によってかなり違うので注意しておく必要があります。
契約可能期間は3年までで、だいたい端末購入時に契約する必要があります。
3年間加入すれば補償料はざっと15000~35000円くらいになります。
これら事業者の補償は、ユーザーの過失でも補償してくれるのが特徴です。
その他には製品メーカーの1年保証があります。
保証修理の範囲は自然故障に限られます。
破損、水没、紛失、盗難などの保証はありません。
また、一部のメーカーは独自に長期保証をしています。
※Apple公式の保証サービスAppleCare Servicesなど
こちらの保証はキャリアに近い内容ですが、端末が高いので保証料も高めです。
修理や交換に掛かる費用と注意点
修理代は基本無償ですが、補償の範囲から外れる場合は修理代が掛かります。
内容により違いますが、電池パック交換などが掛かります。
格安SIMの場合は修理対応のない会社もあり、そのような会社では交換のみとなります。
交換には5000~10000円くらいの負担金が必要です。
※1年間に2回まで、3年間に2回までといった制限があり、事業者で異なる
※1回目と2回目の負担金が違う会社、同じ会社がある
交換の注意点は、新品であるとは限らないことです。
新品同等品となっていたり、リフレッシュ品となっていたりします。
同じ機種が生産終了していれば異なる機種になります。
交換したら思っていたのと違った、なんてことにならないといいのですが、こればかりは分かりません。
その場合は交渉の余地はあると思います。
私のスマホが壊れたときに補償の必要性を考えた
以前、格安SIMのスマホを使っていました。
そのスマホの製品価格は約17000円でした。
最期はあっけなく突然の停止です。購入から28ケ月目のことです。
補償には入っていません。
もしスマホの補償に入っていたら交換になります。
この格安SIMは修理対応のない会社でした。
月の補償料は約400円、28ケ月分で補償料は約11000円、交換時負担額は約6000円です。
合計では約17000円です。
私の場合
・壊れたスマホの価格
・スマホの補償に入っていたとして計算した総支払額
が一致しました。
この場合、補償に入って得することはなくなります。
交換する機種にしても、壊れた機種は生産が終了しているので、違う機種から選ぶことになります。
交換候補の機種は種類が少なく、満足できないこともあります。
好みの機種が無いからといって別の事業者に変えたり別の機種にすると、補償料が無駄になります。
スマホの補償は素早く代わりの端末を用意できるかが決め手
スマホが故障したり紛失したりしていちばん困るのは使える端末がないことです。
毎日使っているものがないことは非常に不便です。
たとえ1日使えないだけでも長く感じてしまいます。
なのでスマホの補償は素早く代わりの端末を用意できるかが決め手になります。
キャリアも格安SIMも連絡してから2日以内に代わりの端末が届くようです。
その点は早いと思います。
スマホの補償に入らなくても良い場合とは
ここで、代わりの端末を用意する方法として3つあげます。
①古いスマホが使えるなら処分せずに取っておく
※使っているスマホが壊れたら、一旦古い端末に戻して気に入った端末が出たら買う
②別のキャリアや格安SIMに乗換えか新規契約する
※低価格のスマホで運用している場合には、急な出費も何とかなる
③最初から2台持ちで運用する
※壊れたスマホは解約し、買換えはじっくり考えて、キャンペーンのときに買う
※それぞれ別のキャリアや格安SIMにすることもメリット大
②の場合は普段から別のキャリアや格安SIMをチェックしておくといいです。
そうしておくと、迷わず直ぐに決められるでしょう。
これらの方法は併用してもよいと思います。
ただ、人により使い方や考え方は違うので、どんな運用が最善かは自分で考えて決めることが大事です。
スマホの補償があるからといって同じ機種で満足できるか
スマホの壊れ方によってはもう同じ機種は要らない、と思うこともあります。
例えば前兆なく壊れて原因がさっぱり分からないときはそう思うでしょう。
筆者の経験からは、別のキャリアや格安SIMに乗換えか新規契約してもいいと思います。
そうすることを想定していれば、スマホの補償に入らなくてもいいでしょう。
スマホが壊れて修理ができなければデータの復旧もできませんし、2年程度経っていれば、仮に気に入った機種であっても同じ機種は生産終了していて手に入らないでしょう。
私はスマホが壊れたとき、前兆なく壊れて原因がさっぱり分かりませんでした。
いちおう、格安SIM事業者に聞いてみましたが修理対応はしていないとのことでした。
それはそのメーカーが修理しないからだそうです。
※2万円未満かつ海外製の端末によくある対応
なのでデータの復旧もできません。
それで格安SIMを解約して、さっさと別のキャリアで新規契約して端末を購入しました。
スマホ2台持ち運用の生活とは
私はいまスマホ2台持ちです。
スマホが壊れたときに取った方法は、先にあげた「代わりの端末を用意する方法」のうち②の方法です。
その後まもなくして、持っていたガラケーをスマホに機種変更しました。
※ガラケーとスマホの2台持ちだった
こうして現在は、先にあげた「代わりの端末を用意する方法」のうち③の方法で運用しています。
※スマホ2台持ち
ちょっとした外出は1台持って出かけ、長時間の外出には2台持って出かけます。
突然、1台が壊れたとしても困らないようにしています。
ちょっとした外出用の1台はショップのアプリを入れた生活用です。
長時間の外出に使用する方をメインとしています。
ランニングコストは2台で1500円くらいです。※通信料だけ
おわりに
そもそも「スマホの補償」って何でしょう。
水没や紛失や盗難は自分の過失です。
過失まで補償するのは、自動車で言えば「車両保険」です。
また「補償」というのは償いを補う意味ですが、顧客自身の不始末を事業者が償うことは理解し難い構図です。
そう考えると「スマホの補償」というのは一般的には「保険」に近いものだと理解できます。
何のために「スマホの補償」を用意しているかと考えると、それは顧客の「囲い込み」と言えるでしょう。
ずっと離れずに使ってもらうために考え抜かれていると思います。
ユーザーの立場として「スマホの補償」が必要なものか不要なものかは自分で考えてみてはいかがでしょう。
「スマホの補償」を考えつつ、筆者のスマホ2台持ち生活も紹介しました。
困った経験が、いろいろと調べるきっかけになったと思います。
スマホが壊れた当時は本当に困りましたが、そこから現在のスマホ生活に至っています。
万全とは言えませんが安心な運用と思っていて満足しています。
快適で安心なスマホライフを送れればいいですね。
この記事が参考になれば幸いです。