Windows10 ユーザーアカウントを削除する前に注意すること

使い方

はじめに

①あなたのパソコンに家族のアカウントがあるが、すでに家族が使わなくなっているとき、家族のアカウントをどうしますか。

②家族が軽い使い方しかしないので、自分のアカウントで使用を許していたが、ついに家族専用のアカウントを作ったとき、ファイルをどうしていますか。

③あなたが、サークルの運営に使っていたパソコンをもらったとして、サークルのアカウントがそのまま残っているとき、そのアカウントのままで使いますか、自分のアカウントを作りますか。

このブログでは、こんなケースを想定して、注意点を確認してみます。

冒頭のケースはありえることでしょう。

①筆者も、自分のデスクトップパソコンに家族のアカウントが残っています。
②そのうえ、自分のアカウント上にも、家族が残したファイルがあります。
③また、もらったノートパソコンには、サークルのアカウントが残っています。

新しいアカウントを作ったのはいいが、前のアカウントにあったファイルをそのままにしていることはあると思います。
自分のパソコンでどちらのパスワードも自分で管理しているなら、アカウントを切りかえて使えばいいので、特に支障はないでしょう。

しかし、ずっとその状態では具合が悪いと思います。
不要なアカウントやファイルがあれば、パソコンの容量を圧迫します。
いつかはスッキリ整理したいものです。

ユーザーアカウントを削除する前にやること

アカウントを削除する場合、注意することがあります。
当然ながら、そのアカウント内で保存されているデータも削除されます。

なので、削除する前にアカウントに何があるか確認して、大事なデータがあった場合は移動しましょう。

確認する方法で最も簡単なのは、そのアカウントに入って確認する方法です。

手順を説明します。

まず、削除するアカウントに入ります。

①「スタート」ボタンを右クリックして「エクスプローラー」をクリックする

②「エクスプローラー」画面が開く
左のナビゲーションウィンドウの「PC」をクリックする

右の「フォルダー」項目に7つのファイルがあるので、ひとつずつ開いて内容を確認し、残すものかどうかを判断します。

残したいものは、別のアカウントに移動するか、別のメディアに移しておく必要があります。

残したいデータを別のアカウントに移動する方法

残したいデータを別のアカウントに持っていく方法のうち、最も簡単な方法を説明します。
この方法は、削除するアカウントのパスワードが分からなくて、サインインできない場合にも使えます。

これは、あなたのアカウントなどで行ないます。

①「エクスプローラー」画面を開く
左のナビゲーションウィンドウの「Cドライブ」をクリックする
※「Cドライブ」の内容が右側に表示される

②「Cドライブ」直下にフォルダを新設する
※名前は「削除するアカウントから移動させるデータ」としておく

③もうひとつ別に「エクスプローラー」画面を開く
左のナビゲーションウィンドウの「Cドライブ」をクリックする
※「Cドライブ」の内容が右側に表示される

④右の「フォルダー」項目の「ユーザー」フォルダをクリックする

ユーザーアカウントごとのフォルダが展開する

※この「ユーザー」フォルダの中にある各フォルダは、アカウントごとに作成されたフォルダ

⑤削除するユーザーアカウントのフォルダをクリックする
「このフォルダにアクセスする許可がありません。」と出てきた場合は「続行」をクリックする

※この場所から進めると別のユーザフォルダを開くことができる

⑥削除するユーザーアカウントの保存内容が展開する

右の「フォルダー」項目に、先に確認した7つのファイルがあります。

先に「ユーザーアカウントを削除する前にやっておくこと」のところで、削除する前にアカウントに何があるか確認して、大事なデータがあった場合はデータを移動しましょう、と書きました。
この方法は、削除するアカウントのパスワードが分からなくて、サインインできない場合に使える方法です。
この画面から7つのファイルのデータを確認することができます。

⑦先に②の説明で「Cドライブ」直下に「削除するアカウントから移動させるデータ」フォルダを作っているので、それを展開する

⑧「削除するアカウントから移動させるデータ」フォルダを左手に配置する
「削除するユーザーアカウント」フォルダを右手に配置する

このように配置して、大事なデータを移動します。
移動が完了したら、それぞの画面を閉じて終わります。

先の①②の手順で「削除するアカウントから移動させるデータ」フォルダをいつでも展開できます。
このフォルダは、そのままこの場所に置いておいておくか、自分のアカウント内のデスクトップなどへ移動するか、やりやすい方法で管理するとよいでしょう。

まとめ

残したいデータを、別のアカウントに移動する方法を説明しました。
これまで説明した方法は、別のメディアを使わない方法です。

一般的には、別のメディアを使うことが多いと思います。
別のメディアを使う場合、まずメディアに保存して、そのままメディア内に置いておくか、自分のアカウント内のデスクトップなどへ移動させるか、どちらかだと思います。

いずれにしても、ご自分のやりやすい分かりやすい方法でデータを残しておくとよいでしょう。

以上「Windows 10 ユーザーアカウントを削除する前に注意すること」でした。

ユーザーアカウントの削除は頻繁にすることではないので、うっかりデータを消してしまったりするミスが起きやすいと思います。
なので、注意点とともに大事なデータの移動や保存の方法を紹介しました。

いかがだったでしょうか。
あなたのパソコンライフが快適であることを願います。
この記事が参考になれば幸いです。

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