Windowsキーを使ったショートカットはあまり知られていないようです。
そもそも、Windowsキーが何かを知らない、押すことで何ができるのかを知らない、ということがあります。
ここで、Windowsキーのこと、組み合わせるショートカットキーを紹介します。
使いだすとパソコン作業の効率が上がると思います。
Windowsキーとは?
Windows対応のキーボードに Windowsのロゴマークが付けられたキーのことで、マイクロソフトでは「Windowsロゴキー」と呼んだりします。
配置は、左下の「Ctrl」や「Fn」と「Alt」の間にあるのが一般的です。

Windowsキーは、Windowsのオペレーティングに関する役割を担います。
単独で押すと Windowsのスタートメニューが開きます。
他のキーと組み合わせて Windowsの機能を素早く呼び出すことができます。
設定や管理などへのアクセスが容易になるのでとても便利です。
「Windowsキー」を使ったショートカットキー
Windowsキーと組み合わせるショートカットキーのうち、役立つものをいくつかあげます。
「Windowsキー」+「単一のキー」だけで操作できて使用頻度が高いものを紹介します。
ここからは Windowsキーを Winと省略して記載します。
「Win + D」でデスクトップを表示
デスクトップが表示されます。
※開いているアプリは最小化される
もう1度押すと元に戻ります。
たくさんのウィンドウが開いている状態でデスクトップを表示したい時に役立ちます。
「Win + E」でエクスプローラーを起動
エクスプローラーが開きます。
※Windows10では「クイックアクセス」、Windows11では「ホーム」がはじめに開く
「Win + I」で Windowsの設定を表示
Windowsの設定画面が開きます。
※設定の「ホーム」が開く
各種設定や管理へのアクセスが素早くできます。
「Win + L」でPCをロック
ロック画面(ログイン画面)に移行します。
※複数アカウント時の切り替えが便利
画面を簡単にロックできるので、公共の場での作業中に少し席を離れるときに便利です。
「Win + U」でアクセシビリティを表示
Windowsの設定のアクセシビリティが開きます。
※Windows10では「簡単操作」、Windows11では「アクセシビリティ」が開く
「Win + X」でクイックリンクメニューを表示
クイックリンクメニューが展開します。
※スタートボタンを右クリックして展開するメニュー
設定、タスクマネージャー、デバイスマネージャーなどの管理ツールへのアクセスが容易になります。
「Win + ↑」でウィンドウを最大化
縮小表示のアクティブウィンドウを最大化します。
※全画面表示
「Win + ↓」でウィンドウを最小化
全画面表示のアクティブウィンドウを縮小します。
※縮小表示
縮小表示のアクティブウィンドウを最小化します。
※タスクバーに格納
「Win + ←」でデスクトップの左半分にウィンドウを最大化
アクティブ状態のウィンドウをデスクトップの左半分に縦方向に最大化します。
※画面の左半分に分割表示
「Win + →」でデスクトップの右半分にウィンドウを最大化
アクティブ状態のウィンドウをデスクトップの右半分に縦方向に最大化します。
※画面の右半分に分割表示
おわりに
「Windowsキー」を使ったショートカットキーを紹介しました。
Windowsキーは他のキーと組み合わせることで、様々に利便性があります。
・ウィンドウやアプリの表示切り替え
・アクセシビリティ
・システム操作
など役立つことは豊富です。
Windowsキーを使ったショートカットキーは、Windowsの進化や機能拡張と共に増え続けます。
日常で使っていないと忘れるほどあります。
今回、「Windowsキー」+「1キー」だけで操作できて使用頻度が高いものを紹介しました。
これだけでも覚えていたら、快適に Windowsを使えると思います。
この記事が参考になれば幸いです。