今年3月に登場したBingアイコンが早くも変更されました。
10月のバージョンアップ(118.x.xxxx.xx)で変更され、その名は「Copilot」アイコンです。
※左はCopilotアイコン
※右はBingアイコン
Bingアイコンとその機能について、以前の記事で紹介しています。
記事はこちら↓
Microsoft Edge画面右上「検出」アイコンの説明と使い方、Bing「検出」機能の優れた点
今回の変更で変わった点があるのかを見てみます。
あわせて、以前の記事をおさらいします。
「Copilot」アイコンとBingアイコンの違い
マイクロソフトはバージョン変更にともない以下のお知らせをしています。
・Microsoft Edgeサイドバーの Bingアイコン エントリ ポイントが新しい Copilotアイコンに変更されます。
・その他のエクスペリエンスの変更は想定されません。
難しい言葉遣いをしています。
エントリ ポイントは、プログラムを実行する開始点を指します。
エクスペリエンスは、経験や体験の意味です。
開始アイコンが変更になります。
体験できることに変更はありません。
と言っています。
なので、アイコンデザインの変更だけで機能の変更はありません。
「Copilot」の意味とBingアイコン
Bingアイコンは、AIを搭載したBingを周知する意味もあって、その検出するためのアイコンに「b」のデザインを採用したものと理解できます。
一方、Bingアイコンはもともと「Edge Copilot」という機能のショートカットアイコンです。
「Co-pilot」は副操縦士の意味で、「機長」はユーザーです。
検出するためのアイコンが副操縦士のアイコンになったことで、操作性を前面に打ち出したと言えそうです。
まとめ
「Copilot」アイコンとBingアイコンは、機能面での違いはなく、アイコンデザインが違うだけでした。
「Copilot」の意味からすると、操作性の向上を意識させるアイコンに変えたことで、Edgeブラウザの方向性を感じます。
Microsoft Edgeの進化には目を見張るものがあります。
EdgeはChromiumのコードをベースとしていて、Chromeと同じです。
また、Edgeの更新サイクルは4週間で、こちらもChromeと同じです。
Edgeの進化の中、「Copilot」はその中心と言えるでしょう。
この記事が参考になれば幸いです。