「この記事は削除されました」が早すぎ!て、かえって目に付いてしまう

コラム

「Microsoft Start」の記事削除が目に付きます。

トップストーリーは、記事タイトルと説明文(スニペット)だけの簡素なものです。
ここはレイアウトが良いので、目に止まりやすくなっています。

トップストーリーに載るのは、Webサイトにアップされた最新記事です。
ここは短時間で記事が更新され変わっていきます。

この場所に「この記事は削除されました」だけがある状態は異様です。
普通では「無い」かと思います。

なぜ、こんなに早く削除されたのか気になってしまいます。

今回は、「この記事は削除されました」の研究と感想です。

「この記事は削除されました」が早すぎ!

冒頭の「産経新聞(この記事は削除されました)」は、この時点で46分前の記事です。
まだトップニュースに表示されています。
削除が早すぎ!ます。

リンク先が開けます。

「産経新聞」名と「+フォローする」ボタンもあります。
「この記事は削除されました」の表示があり1時間と書かれています。
記事の中身はありません。

削除済の記事も検索結果に表示される

産経新聞「この記事は削除されました」
で検索してみます。

「この記事は削除されました。-MSN」
1時間前とあります。

「MSN Japan」と「Microsoft Start」の記事は同じです。

「MSN Japan」ポータルサイトのニュースやトピックスを効率よく配信するサービスが「Microsoft Start」です。
※「Microsoft Start」は「MSN」の一機能(フィード機能)

検索結果に、「この記事は削除されました」と説明文がヒットしたままです。
削除により記事タイトルは消えています。

1日前の削除済の記事説明文もヒットしています。

今度は「この記事は削除されました」
だけで検索してみます。

「MSN」と「NHK」が多いようです。
たとえ中身がなくても、記事説明文が検索結果に表示されることが分かります。

早すぎる記事の削除は、かえって目に付いてしまう

トップストーリーなどに「この記事は削除されました」だけがあるのは異様です。
かえって目に付いてしまいます。

弁護士法人がネットニュースの削除を請け負っていることを考えると、削除依頼が通ったアピールになるかもしれません。
反面、サイト訪問者のことは考えていないようです。

普通では「無い」感覚で判断されているようです。
この感覚が現物社会に広がったら大変!?かと思ってしまいます。

おわりに

サイトに記事をアップしてから1時間もしないうちに削除して、それが訪問者に見えていることは異様に思えます。

間違った内容、公開していけない情報、などがアップ後に分かることもあるでしょう。
また、クレームへの対応ということもあるでしょう。

そうしたときは、直ぐに削除する必要があります。

紙媒体とは違って、Webサイトでは常に記事をアップしていて、短いサイクルで記事が流れています。
そのため、削除対応自体は仕方がないことかもしれません。

ただ、そもそも安易にニュースを掲載している感じはします。

週刊誌レベルの記事が、短時間に大量に流れていきます。
なかには、内容を少しいじり新着ニュースとしてアップされたりするようです。
これはWebサイトの特性なので、このまま変わらないかもしれません。

「この記事は削除されました」が目に付きますが、流れていくものには振り回されたくないものです。

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