Microsoft IMEは、Windowsに標準で備わっているので、Windowsユーザーは意識することはなく文字入力できます。
今回は、IMEの概要を押さえておきたいと思います。
IMEとは
IME(アイエムイー)とは、「Input Method Editer」の略で、マイクロソフトでは「入力方式エディター」と訳されています。
直訳すると「入力方式編集者」ですが、わかりやすく言えば「言語入力システム」です。
IMEは、PCの文字入力支援ソフトウェアで、キーボードから直接入力できない文字や記号の入力を可能にします。
日本語の文字(ひらがな、カタカナ、漢字)入力に必要で、「日本語入力システム」や「かな漢字変換ソフト」などとも呼ばれます。
IMEは、キーボードにない文字をキーを組み合わせて入力するソフトウェアということになります。
主に非アルファベットの言語地域で、その言語特有の文字を入力するために必要です。
英語なら、キーボードですべての文字を入力可能です。
しかし、漢字文化圏の言語(日本語・韓国語・中国語)や、アラビア語などアブジャド表記の言語など、ラテン文字を使わない言語の文字入力に必要となります。
名称については、マイクロソフトが開発したWindows用の言語入力システムが「Microsoft IME」だったことから「IME」の呼称が一般化しました。
同種のIMEとして他には、「ことえり」「ATOK(エイトック)」「Google日本語入力」などがあります。
Microsoft IME
Microsoft IMEとは、マイクロソフト社がウィンドウズで採用している言語入力システムの名称です。
日本語、韓国語、中国語など、言語ごとにIMEが存在し、日本では「日本語IME」が採用されます。
WindowsPCに標準で搭載されているので、ユーザーは意識することなく使えます。
かな漢字変換を行う日本語入力システムは「日本語IME」と呼ばれます。
日本語の入力、ひらがなから漢字への変換、ひらがなからローマ字への文字変更もできます。
Microsoft IMEは、1993年に発売されたWindows3.1に標準搭載された日本語入力システムが始まりとされます。
1995年に発売されたWindows95には、Microsoft IME 95が標準搭載されました。
OSのバージョンアップに伴なって、Microsoft IMEもバージョンアップされています。
まとめ
IMEの概要を見てきました。
Microsoft IMEと関連することがわかります。
参考になれば幸いです。