9月後半以降、携帯に不審電話が増えてきました。
春と秋の人の移動が多い時期は詐欺が活発化します。
別のコラムで検証していますが、今年もそのとおりです。
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やはり不審電話は年度の変わり目に多かった
普通に生活しているだけでアカウントは増えていきます。
そのうえ事業者によって把握された電話番号は何処かにずっと残っています。
また、身近にある様々な名簿にも、連絡先として自分の電話番号があるでしょう。
ウェブ上のアカウント情報も、アナログの名簿も、流出する危険と隣り合わせです。
自分では何も「やらかさ」なくても流出するのはどうにもなりません。
異変を感じたときは、電話番号の流出確認をしてみるといいでしょう。
ここで、流出確認できる無料サイトを2つ紹介します。
「Trend Micro ID Protection」で確認
個人情報が漏洩していないかを確認できます。
サイトはこちら↓
「ID Protection 」ホーム
Trend Micro ID Protection で電話番号の流出を調べる
サイトにアクセスしてログインをクリックします。

トレンドマイクロのアカウントを作成します。

アカウントを作成してログインすると「ID Protection」ホーム画面になります。

左側「個人情報の流出チェック」をクリックして開きます。

右側「携帯電話番号」をクリックします。
入力欄に電話番号を入れて「今すぐ確認」をクリックします。
「xxx-xxxx-xxxx に個人情報の流出は確認されませんでした」と表示されれば安心です。

流出の監視を継続したいなら、有償版にも移行できます。
「無料体験を開始」をクリックしてみます。

「有償版の7日間無料体験期間を開始しました。」と表示されます。
「開始する」をクリックすると購入手続きに移行できます。
「Googleダークウェブレポート」で確認
個人情報がダークウェブ上で不正に取引されていないかをチェックできます。
Googleダークウェブレポートで電話番号の流出を調べる
ChromeブラウザにGoogleアカウントでログインします。
「Googleアカウント」アイコンをクリックし、「Googleアカウントを管理」をクリックします。

左側「セキュリティ」をクリックし、右側「ダークウェブレポート」下の「使ってみる」をクリックします。

「あなたの情報が漏洩していないか、ダークウェブをモニタリングします」の画面になります。
「モニタリングを開始」をクリックします。

「他のGoogleアカウント情報のモニタリングを開始しますか?」の画面になります。
すでにアカウントに登録済の電話番号が入っています。
「電話」にチェックを付け、「許可」をクリックします。

次の画面では、アカウント情報を追加できるので、他の電話番号を加えることもできます。
ここでは加えずに「完了」をクリックします。

「ダークウェブをモニタリングしています」の画面になります。

「結果の概要」に「モニタリング中のプロフィールの項目のうち、ダークウェブ上で検出されたものはありません。」と表示されれば安心です。
おわりに
電話番号の流出確認ができるおすすめサイトを2つ紹介しました。
「Trend Micro ID Protection」と「Googleダークウェブレポート」で見る限り、筆者の電話番号に流出の形跡はありません。
それでも不審電話が着信するのはどうしてでしょう。
ダークウェブ上になくても、やりとりされることがあるのでしょう。
アナログの名簿、PDF、写真やスクリーンショットなど、様々な形でデータが存在するので、ダークウェブとは関係ないところでも拡散するからと思えます。
個人情報の流出に様々な態様はありますが、ダークウェブへの流出を確認する方法は知っておくといいでしょう。
流出が判明した場合には、様々な対処方法があります。
別途、記事にしたいと思います。
参考になりましたら幸いです。